人気が出ている苔テラリウム
すこしずつ人気が出ている苔テラリウム。
「ワークショップで作ってみた」「購入してみた」、いろいろあると思いますが
しっかりとお世話をしていたのに枯れてしまった!という方も多いのではないでしょうか。
今回は苔テラリウムのお世話について解説します。
苔テラリウムを美しく保つには
苔テラリウムに使用されている苔の特徴は?
みなさんの苔テラリウムはどうやって手に入れましたか?
お店のワークショップ?購入?拾った?
いずれにしても、一つだけ質問させてください。
「その苔の生息環境はわかりますか?」
一括りに「苔」と言っても多くの種類があります。
日光に強い苔、じめじめとした環境が好きな苔など様々です。
苔を美しく保つためには苔テラリウムに使用されている苔の
好む環境を理解していなければなりません。
苔の種類は?
お店で購入されたなら、どのような環境の苔かを教えてくれましたか?
もしくはお世話の方法を教えてもらいましたか?
苔の種類はまだしも、苔のお世話の方法を教えてもらっていれば問題ありません。
きっと苔の特徴を理解した上で説明してくれています。
説明通りに丁寧にお世話をしてあげましょう!
苔が枯れる理由は?
苔の種類や育て方によって枯れる理由は様々ですが代表的なものを紹介していきます。
水不足
生命にとって大切な「水」。苔にもしっかりと与えなければなりません。
「水はしっかりとあげているけど、、」という方もいるかもしれません。
苔はその他植物と違い、根っこから水を吸収しません。
葉っぱから水を吸収します。
なので苔テラリウムへの水やりは霧吹きで全体が濡れるように与えましょう。
また、苔をよく観察していると、乾燥している状態はすぐにわかります。
観察しながら水やりをしてあげましょう。
目安として容器の土が全体的に湿っている状態がいいと言われています。
日光不足
苔も植物。成長のためには日光が欠かせません。
しかし、苔の種類によっては直射日光がダメなものもいるので、
まずは木漏れ日が当たる場所や比較的明るい場所に苔テラリウムを置いてみましょう。
種類によってはLEDライトで育つものもあるので試行錯誤が必要です。
水分過多
続いての苔が枯れる(黒っぽい茶色になる)原因が、水のあげすぎ。
あげすぎと言っても霧吹きで吹きかけすぎた、というレベルではありません。
苔が水に浸かっているような状態です。
呼吸や浸透圧の影響で、焦茶色になると言われています。
苔を触ってみてヌルヌルしていたら水のあげ過ぎを疑いましょう。
寿命
生命力がある程度強い苔ですが、寿命があります。
古くなった葉は茶色くなることもあり、この場合は茶色くなった場所をハサミでトリミングしましょう。
シゼンブの苔テラリウム
シゼンブの苔はどんなもの?
当店では、多くの人にもっと自然を楽しんでもらいたいという思いから
入荷した苔は使用しておりません。
八尾市の里山で許可を得て採集した苔を使用しています。
採集場所はしっかりと把握しているので最適なお世話の方法をお伝えしています。
当店のワークショップを経験したことがある人は、
たっぷりと水をあげて、蒸れに注意しながら明るい場所に置いてあげてください。
容器に蓋がない場合は、1週間に2度ほど水を与えましょう。
蓋がある場合は空気の通り道も作りながら1週間に一回、もしくは2週間に1回ほど
水を与えましょう。
当店について
当店では「親子で自然を楽しむきっかけづくり」ができる様に
店内でさまざまなワークショップや関連商品の販売を行っています。
特に身近な生き物に特化したものばかりなので、
体験した日から普段の道の生き物が気になってくるはずです。
詳しくはこちらをご確認ください。
インスタグラムも更新しているのでぜひご覧ください♪
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